ブログ記事添削①:ターボさん(商品・キーワードの選定と見出し構成)

LINEオープンチャット内で募集した記事添削企画。
ターボさんの記事添削内容です。
- タイトルの付け方
- 商品選定と需要について
- ターゲットについて
- 見出しについての考え方
- ブログ全体で気になったこと
これらを添削しました。
- ブログ記事「ナイキフリーランフライニットレビューぴったりフィット感がポイント」
- 狙ってるキーワード「ナイキフリーランフライニット レビュー」
- 悩み:紹介できる広告がない
【添削させていただいた記事です】
目次
商品の選定についての添削
紹介できそうな高単価な案件がない場合、考え方を変える必要があります。
×紹介できそうな案件を探す
◯稼げそうな案件を見つけて、その商品を紹介できるようにする
ブログで稼ぐなら、商品ありきの考え方に変えるのがおすすめです。
稼げそうな商品を見つけて、その商品をとことん勉強するようにしましょう。
マラソンのブログをされているので、マラソン関連でまずは商品を探してみるのがいいかと思います。
あまりにも興味がないジャンルを書き続けるのは苦痛なので、「稼げる案件」×「興味のあるジャンル」を上手に掛け合わせましょう。
Amazonなどの物販より、ASP案件の方がおすすめです。
単価は最低でも1000円以上を狙っていきたいですね。
案件の需要がやや少なめ
案件の選定時には2語キーワードで、100~1000ほどの検索ボリュームがあるものがおすすめです。
実際に「ナイキフリーランフライニット」をラッコキーワードに入力してみると、以下のような単語が出てきました。

そして、キーワードプランナーで表示させた結果、100~1000のボリュームがあったキーワードは以下のとおりです。
- ナイキフリーランフライニット 3.0
- ナイキフリーランフライニット 3.0 2020
- ナイキフリーランフライニット 2018
これらのキーワード以外の検索ボリュームは10~100以下でした。
なので、「ナイキフリーランフライニット」の検索需要としては少なめ。
「設楽悠太 シューズ」は100~1000、ubersuggestで210の検索ボリュームがあったので、「設楽悠太 シューズ」のキーワードから攻めるのもありです。
ただ、このような検索ボリュームが少ない商品をSEOで紹介するのは難しいと言えるでしょう。
SEOからの流入はかなり難しいと予想
キーワードで調べてみると、「ナイキフリーラン」ではそこそこ多くのキーワードがヒットしました
ただ、「ナイキフリーランフライニット」のボリュームは減ってしまい、ナイキ「フリーランフライニット レビュー」は・・・
- キーワードプランナー:10~100
- Ubersuggest:20
この単語で上位表示しても、月々のアクセス数はほぼないことが予想されます。
1日1PVあったらいいという数値です。
SEOで流入を狙うというよりは他の記事から内部リンクでの流入を狙うか、SNSからの流入を狙う記事になります。
ターゲットについて
まとめの部分で、以下のような記載があります。
「他のランナーに一歩差をつけるにはナイキフリーランフライニットは持っておくべきシューズだと思いました。」
このような記述をしているということは「マラソンランナーの中でも記録にこだわった意識の高いランナーに訴求している」ということになります。
「完走すればいい」というランナーに訴求していません。
しかし、記事全体を見てみると、専門的な用語は出てきません。
- 足裏の筋肉強化
- アーチの形成
- 体幹を鍛えられる
などの記述はありますが、それ以上の記述はないので、訴求しているターゲットに突き刺さるかどうかは不透明です。
本気でライバルに勝ちたいランナーに訴求するなら、もう少し専門用語を用いる必要があります。
反対に、もっと初心者に訴求する場合は訴求の仕方やそもそもの商品選定を考え直さないといけません。
「マラソンランナーの中でも記録にこだわった意識の高いランナー」に訴求できているかペルソナを見つめ直す必要があります。
ターゲットと記事全体、ブログ全体がマッチしているか考え直しましょう。
ブログ記事内容についての添削
ブログ記事本文についての添削です。
タイトル
「ナイキフリーランフライニットレビューぴったりフィット感がポイント」というタイトルになっていますが、「レビュー」で文章が途切れています。
「ナイキフリーランフライニットレビュー!ぴったりフィット感がポイント」
のようにしましょう。
そして、タイトル案として2つ考えました。
- ナイキフリーランフライニットをフルマラソン歴◯回が徹底レビュー
- 設楽悠太のシューズ「ナイキフリーランフライニット」を徹底レビュー(「設楽悠太」「シューズ」で攻める場合)
※ ②で攻める場合は事実関係の確認が必要
検索ボリュームがあるキーワードを入れ込んだ形が②であり、私の場合なら②の方向性で攻める可能性が高いです。(もちろん、ライバル調査次第です)
このあたりを軸に、タイトルを練っていくことになります。
設楽悠太さんのシューズ特集記事を別で作って、内部リンクを差し込む記事もを作るのもあり。
トップランナーに関する知識を入れておくことは悪いことではありませんし、ブログ運営にも役立つはずです。
見出し:キーワードをできるだけ入れる
見出し2(h2)にはなるべく多めにキーワードを入れるようにしましょう。
「ナイキフリーランフライニット レビュー」で狙っている記事とのことですが、「レビュー」が見出しに含まれていません。
見出し全部にキーワードを入れる必要はありませんが、読みやすさを優先しつつ、できる限りキーワードを入れるようにしましょう。
【見出し構成例】
h2 ナイキフリーランフライニットを詳細レビュー
h3 サイズ感は他のシューズと変わらず
h3 実際に走ってみると足裏の感覚が別物
h3 普段履きでも筋力アップ?
h2 ネット上にあるナイキフリーランフライニットレビューを紹介(SNSやサイトのレビューなど)
h2 ナイキフリーランフライニットのメリット・デメリット
h3 デメリットは〇〇
h3 メリットは〇〇
デメリットの後には必ずフォローする文章を書く。デメリットが全く書かれてないのはNG。
h2 ナイキフリーランフライニットの商品情報(値段や商品概要を表などを使ってまとめる。記事に値段が書かれていなかった)
h2 最近気になるHOKA ONEONERINCON2とナイキフリーランフライニットとの比較
h2 まとめ:ナイキフリーランフライニットを迷わず購入しました。
→設楽悠太さんとナイキフリーランフライニットの関係性も記事に組み込むほうが効果的。(入れるなら、まとめの前あたり)
リード文の添削
リード文に書くことは
- 記事を読むメリット(ベネフィット)
- 結論
この2つは盛り込みます。
「実際に履いて歩いたり走ったりした感想は、結論から申し上げますと、最高でした。」という文章が途中にありますが、「最高」の部分を具体化して、リード文にも1文付け加えます。
- あのマラソンランナー(大会の実績なども追記する)設楽悠太さんもおすすめしているナイキフリーランフライニット。
- 実際に履いてみた感想を先に申し上げますと、〇〇(感想を書く。どのように最高なのかをしっかり書く)
- この記事ではナイキフリーランフライニットのどこがよかったのか、気になった点はどこなのかをマラソン歴〇〇のターボがレビューします。
あのマラソンランナー(大会の実績なども追記する)設楽悠太さんもおすすめしているナイキフリーランフライニット。
実際に履いてみた感想を先に申し上げますと、〇〇(感想を書く。どのように最高なのかをしっかり書く)
この記事ではナイキフリーランフライニットのどこがよかったのか、気になった点はどこなのかをマラソン歴〇〇(実績を書く)のターボがレビューします。
「商品リンク」
リード文の一例です。
他のブログなども見て、リード文を研究してみてください。
リード文に完全な正解はありませんが、「記事を読むメリット」と「結論」は必ず書くようにしてください。
リード分の長さは上記ぐらいの長さで十分です。
記事全体の内容について

上記内容が記事に書かれている内容でした。
この内容だと少し弱いかなというのが正直な感想です。
そこで考えたのが先ほどの見出し構成例で、もう一度紹介します↓↓
【見出し構成例】
h2 ナイキフリーランフライニットを詳細レビュー
h3 サイズ感は他のシューズと変わらず
h3 実際に走ってみると足裏の感覚が別物
h3 普段履きでも筋力アップ?
h2 ネット上にあるナイキフリーランフライニットレビューを紹介(SNSやサイトのレビューなど)
h2 ナイキフリーランフライニットのメリット・デメリット
h3 デメリットは〇〇
h3 メリットは〇〇
デメリットの後には必ずフォローする文章を書く。デメリットが全く書かれてないのはNG。
h2 ナイキフリーランフライニットの商品情報(値段や商品概要を表などを使ってまとめる。記事に値段が書かれていなかった)
h2 最近気になるHOKA ONEONERINCON2とナイキフリーランフライニットとの比較
h2 まとめ:ナイキフリーランフライニットを迷わず購入しました。
→設楽悠太さんとナイキフリーランフライニットの関係性も記事に組み込むほうが効果的。(入れるなら、まとめの前あたり)
「見出しにキーワードを入れる」+「注目を引く見出しにする(週刊誌の表紙の見出しのように)」という2つが必要です。
コンビニの週刊誌を見てみてください。
思わず見てしまうような表紙になっているはずです。
見出しだけでも読みたいと思ってもらえるように工夫しましょう。
シューズの場合、サイズの間違いは致命的なので、見出しに組み込んでいます(ラッコキーワードで「サイズ感」出現しているのも理由です)
目次から見出しにジャンプすることができるので、メリット・デメリットといった注目されやすい要素は見出しにしっかり入れるのがおすすめです。
おすすめは言い切る
記事のまとめ部分
「そんなランナーの中で一歩差をつけるためには、ナイキフリーランフライニットは持っておくべきシューズだと思いました。」→「持っておくべきシューズです」
このように、言い切ることが重要です。
言い切れないのであれば、なぜ言い切れないのかを徹底的に洗い出す必要があります。
言い切れないのであれば、リサーチし直しましょう。
記事装飾について

上記画像のように、ほとんど黒文字だけになっている箇所が数カ所ありました。
スマホで見た時に、装飾が全くないような状態を避けるようにしましょう。
リストなどを使っていきたいところです。
ブログ添削をして気になったこと:記事を書く前の設計
記事を書く前に「この記事はどのような目的なのか?」をしっかり考えることが大切です。
- ナイキフリーランフライニットはそもそもおすすめなのか?
- どんな人にどんな用途でおすすめなのか?
- 他の商品と比較した時に、ナイキフリーランフライニットはどこが優位なのか?
- ナイキフリーランフライニットをどうおすすめするのか?
- ナイキフリーランフライニットがおすすめじゃないとしたら、他にどんなおすすめシューズがあるのか?
他にももっと考えることはありますが、「記事の目的」「ナイキフリーランフライニットを成約させるまでの戦略」をまず考えていきましょう。
この点を明確にしないと訴求ポイントがブレてしまいます。
上記の点を明確にして、記事を書き始めることが重要です。
その他ブログで細かく気になったことを紹介
- 同じ語尾を続けないようにする(「です」「ます」が続いている)
- ヘッダー画像が海になっているので、マラソン系に変更したい
- プロフィール欄「私の経験」が具体化されていないこと(マラソン歴などを具体的にする)
- プロフィール欄の上部「サラリーマンブログ」に違和感あり。マラソンのことを書く必要あり
- マラソンの何を発信するのかもう少し絞りたい。→トレーニング法なのか、シューズなのか、初心者向けなのか、上級者向けなのか
ターボさんの今後のブログ方針について
今後やっていただきたいことをまとめました。
参考にしていただけると嬉しいです。
【今後やっていただきたいこと】
- 「紹介できそうなものを紹介」ではなく、「収益になりそうな案件を紹介できるように勉強」する
- まずは2つ3つの商品をASPからピックアップして、そこに向けて記事を投下(商品は高単価かつ、マラソンランナーが愛用している商品だとなおいい)
- 全ての記事が紹介する広告商品に向かうイメージで運用する
- 表やリストなど、記事装飾をさらに使うようにする
- 需要のあるキーワードで攻めてみる(100~1000)
- 日本のトップランナーに関する知識を増やす
最後に:ちょっとしたお知らせ
このような記事添削やZOOMでの勉強会をLINEオープンチャットでは行っています。
また、ゼミでは質問や面談を継続的に受けることができます。
ブログ「タケの手紙」では初心者の方がブログ運営に困らないように、日々情報を発信中です。