「ネットカフェポパイ」と「インターネットカフェバグーズ」
2012年月収10万円男だった私はルームシェアを終えた後、家なき日々を過ごしました。
当時23歳。
実際のネカフェ生活がどんなものなのか、辛いものなのか、ネカフェ生活から感じたことは何なのか?
そして、こんな貧乏状態から脱出した方法はどんな方法なのか?
私タケの人生の中で避けては通れないネカフェ生活の光と影をたっぷりとまとめました。
貧乏は辛い・・・家を一時的に失い、ネカフェ生活へ
まさか、ネカフェ生活をすることになるとは・・・
ルームシェアを解消しなければならなくなり、その後の家を探す毎日。
でも、家を借りるのに一番必要なものがありませんでした。
初期費用です。
貯金はわずかながらありましたが、家を借りるには20万円〜30万円ほど必要。
そのお金がなく、アルバイトの量を増やしました。
当時は昼のバイトと深夜のバイトを掛け持ちし、なんとか引越し費用を確保。
しかし、お金が少し間に合わず、家の契約も間に合わず・・・
思いもよらなかったネカフェ生活に突入することになりました。
ポパイとバグーズを往復していた
初めてのネカフェ生活で泊まったのはネットカフェポパイ。
特に理由はありませんが、よく見かけたのがポパイだったので、そこにしようという感じでポパイで寝泊りすることに決めました。
ポパイに泊まったのは1日〜2日ほど。
そのあとは他のネカフェを探して、バグーズというネットカフェに行きました。
そして、、バグーズに素晴らしいものが・・・
アイスのセルフサービスです。
ポパイにはアイスのセルフサービスはなく、ドリンクだけでした。
しかし、バグーズにはアイスのセルフサービスが。
アイスの存在を知ってからは当然のごとく、毎日バグーズに泊まるようになりました笑
アイスに勝るものは何一つないのです。
アイスは神です。
バグーズでアイス生活を謳歌
ネカフェ生活を送っていたのは2012年の5月。
なので、少し暑くなってきていた時だったんですね。
おそらく、最高気温20度超えるか超えないかぐらいだったと思いますが、外を歩いていくと汗ばむぐらいの陽気だったのを覚えています。
バイトが終わって、夜11時ぐらいまでテキトーに外で時間を潰して、バグーズでアイスを食べてから寝るのが習慣になっていました。
深夜のバイトがある日はネカフェに行かずに、深夜のバイトへ。
- バグーズでアイスを楽しみながら休息
- 深夜バイトがある日はバイトへ
こんな底辺の中の底辺の生活を送り、若干腰を痛めつつも、ネカフェ生活を継続。
最終的には無事アパートを手に入れることができましたが、ネカフェ生活の恐ろしさを知ることとなりました。
貧乏ネカフェ生活の正直なところ
正直なところ、ネカフェ生活自体は案外困りませんでした。
フラットシートでも寝る時に地べたが少し硬めで、腰が痛くはなりましたが、それ以外は大したことなし。
- パソコンが使える
- 飲み物はある
- 風呂もある(シャワー)
意外とちゃんとした生活ができました。
思った以上にしんどくなかったです。
気になるのはいびきだけ
ただ、1つだけ気になるものがありました。
それはいびきです。
ネカフェに泊まっている人は正直、ちゃんとした人たちではありません。
昔の私も含めてですが、かなり貧乏な人だったり、洋服もまともに着替えてない人だったり、社会の底辺層の人が泊まっています。
いびきもかなり響いていたので、気になる人にとっては大変な環境。
しかし、ぼくはその環境に慣れてしまっていたので、いびきがうるさかろうと寝ることができました。
人間は成長します。
正直、ネカフェで寝ないといけない環境に追い込まれれば、いびきや寝れない環境を無視して寝ることができます。
大変なのは最初の1日だけ。
そこからは慣れて、全く問題なく生活できるようになってしまうんです。
慣れることが最大の恐怖
人間はすごいなと思います。
ネカフェ生活も2日〜3日ほどすると、慣れてきてしまうものです。
最初の1日はさすがになかなか寝れませんでしたが、2日目以降は意外とすぐ寝ることができました。
盛大な、まるでパーティーのごとく騒がしいいびきをする人もいましたが、成長した私はその中でもぐっすり寝ることが可能な体を獲得。
すっかり、ネカフェ生活に慣れてしまっていました。
が、実はそれこそが恐怖。
ネカフェ生活を続けていると、「こんな生活でもなんとかなるな」と思ってしまうんです。
あなたも変えたいけど、変えられないことってありませんか?
会社を辞めたいけど、辞められないのとか。
それと同じように、「ネカフェ生活を辞めたいけど、辞められない」
こんな状況が起こります。
ネカフェ生活をしたことがない人には信じられないかもしれません。
でも、実際に私がネカフェ生活を経験して、感じたことはこれです。
ネカフェ生活をなかなか抜け出せない人はおそらく「辞めたいけど、辞めれない」現象に陥っているのではないかと想像できます。
「ネカフェ生活なんて信じられない!」
と思うかもしれませんが、2日〜3日で「別に生活できるな」に変わってしまうんです。
会社を辞めるのと同じぐらい、ネカフェ生活を辞めるのは簡単ではない。
お金がなければ、そう思ってしまうというのを実感しました。
ぼくの場合は幸い家の契約が取れていたので、なんとかネカフェ生活を脱出できました。
でも、仮に家の契約が取れてなかったら・・・
ずっと、ネカフェ生活を続けていたかもしれません。
貧乏で「現状維持バイアス」が発生するとガチで危険
ニュースでネカフェ生活をする人や明らかにお金がない人が特集されることがありますよね?
それを見たあなたは「なんで、そんな状況を脱出しないんだろう・・・」と思ってしまうかもしれません。
ただ、ぼくが思うのは「そこまで辛いと思ってないんじゃないか」ということです。
実際にぼくもネカフェ生活を始める時は不安がありましたが、2日〜3日ほど経ったら、その不安はなくなりました。
むしろ、「意外といけるじゃん!」と思うようになったんです。
本当に辛いなら、その状況をいち早く抜け出そうとします。
でも、その状況を抜け出そうとしない。
もっと言えば、ネカフェ生活を抜け出さなくても寝れるし、シャワーも浴びれてしまうので、ネカフェ生活を抜け出す必要性を感じなくなってしまうんです。
貧乏な人へ〜下からでも這い上がれます!〜
今はインターネットがあるので、貧乏な人でも這い上がることができます。
私は28歳の時まで月収10万円でした。
ネカフェ生活をしたのは2012年だけでしたが、その後も大した生活をしておらず、バイト先でもらった消費期限切れの廃棄物を食べたりして生活していました。
そんな自分でも、ブログ挑戦をきっかけにだんだん人生が変わってきました。
決して裕福な生活とは言えませんが、ようやく人並みの生活ができるようになったなと感じています。
ネカフェ生活時代には考えられなかった投資なんかもやったりしてるのが30歳をすぎた自分。
- 28歳月収10万円
- ブログに挑戦
- 30歳で月収40万円ほどになり、投資もやりまくり
ネカフェ生活をやってた頃の自分が聞いたら、どう思うでしょうか?
それぐらい自分にとっては劇的な変化。
超貧乏な生活から普通の生活ができるようになっただけでも、かなり大きな変化です。
貧乏を脱出するために、ブログに挑戦した2017年・28歳という転機
2017年にブログを始めて、はや3年ほどが経過しました。
ネットスキルがなかった私はパソコンで文字を打つ経験もそれほどありませんでしたが、2019年には生活できるぐらいのお金をブログで稼ぐことができるように。
かなり大きな転機でした。
もともと生活費はかなり少なかったのに加え、2019年まではバイトも継続していたので、投資に回すお金も500万円ぐらいはできました。
ブログで人生は変わります。
貧乏な状況でも過酷な状況でも、人生は変えられます。
「人生を変える人」を一人でも増やすために、元底辺男のタケは発信を続けていきます。
一緒に人生を変えていきましょう!
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